▽石灰系乾燥剤(ドライパック):乾燥剤
・焼海苔・味付海苔・飴・米菓・乾物類などに入っている袋状のもの。
・子どもの手の届かない場所で保管する。
・新しいうちは粒状の生石灰で、アルカリ性が強く、急激に水と反応して
熱を発するので危険。
吸湿済みになると粉状(消石灰)になるので、反応は弱まる。
・捨てる時は、水に濡れない場所に捨てるのが安全。
・中身に直接触れないのが無難。吸湿によって袋が膨張するので、無理に
折り曲げて袋を破って出てしまわないように気をつける。
・口に入れてしまったった場合は牛乳、卵白を与える。
眼に入った場合は直ちに十分な水で長時間洗浄する。
皮膚についた場合は流水で十分に洗い流す。
その後すぐに医療機関を受診する。(特に新しいうちは注意する)
▽シリカゲル:乾燥剤
・袋に入ったビーズ状もの。クッキー・ビスケット・ピーナッツ・乾燥食品などに
入っていることが多い。シート状のものもある。
・食品添加物としても使用されており、安全性は高い。
大量経口摂取しても、ほとんど毒性症状はない。食べてしまった場合は
ジュースなど十分な水分を与える。眼に入った場合は十分な水で洗浄する。
痛み等があれば医療機関を受診する。
▽塩化カルシウムシート:乾燥剤
・菓子や乾物、医薬品、健康食品、電子部品などに入っている薄い
シート状のもの。
・にがり成分が原料なので、特に毒性はない。
・口に入れると苦味がある。食べてしまった場合は水または牛乳を飲ませる。
眼に入った場合は十分な水で洗浄する。痛み等があれば医療機関を受診する。
▽シリカエタノール類:鮮度保持剤
・洋菓子やうどんなどに入っている薄く小さな袋。
・カビの発生を抑え、品質を保持するもの。
・毒性は低く、エタノール=アルコールだけれど、袋が破れた時点で
気化するので、誤飲してもあまり心配はないとのこと。
▽脱酸素剤((活性酸化鉄)
・お茶、コーヒー、ナッツ類、麺類、味噌、ペットフードなど、多くの
食品の中に入っている薄く小さなビニールシート状のもの。
・酸素を吸収して酸化による変質やカビの発生を防ぐ。
・麺類などをゆでる時、一緒に熱湯の中に入れてしまうなど事故報告が
多い。
・脱酸素剤のほとんどが活性酸化鉄の製品であり、活性酸化鉄の安全性は
高いと言われているが、麺類と一緒にゆでてしまったなどの場合、
風味は損なわれる。
▽その他の脱酸素剤(タモツ(R))
・ノリなどの乾燥食品に用いられている。
・カテコールを活性炭に吸着させたもので、酸素を吸収して酸化による
食品の変質やカビの発生を防ぐ。
・アルカリ成分があり、口の中が赤くなってヒリヒリすることがある。
様子をみて、症状があれば受診する。
一応、メーカーのホームページでは、誤飲の場合は医師の診断を受ける
ようにと書かれている。
・電子レンジは不可。
▽酸素検知剤(エージレス・アイ(R))
・生菓子などに入っていることが多い。
・小さな袋に入った錠剤、またはシート。脱酸素剤とともに封入されて
いることが多く、脱酸素剤の効力を確認できる。
・酸素濃度が高く(0.5%以上)なると色が変化する。
(開封前はピンクで、開封後は紫になるなど)
・一般食用糖類と胃腸薬原料として使用される安全性の高い医薬品なので
中毒の可能性はほとんど考えなくて良い。