| ==================▼今日の一口メモ▼================== 年末大掃除、順調に進んでいますか? 汚れているところをきれいにすると、「へぇ、こんなに汚れてたんだ」 とか、「ここもここも次々に気になる~」とか、「これからは、常から きれいにしよう」など、人それぞれに思うことがあると思います。 年末ギリギリになると、ヤケ気味に「もう、いいっ」なんてことも。 掃除が趣味のような知り合いがいて、大掃除なんて特に必要ないと 言っていましたが、分っていても真似するのは難しいですね。 さて、これから年末年始にかけて、料理本を見ながら調理をする機会も 少なくないと思いますが、当たり前のように書かれている調理用語、 いろいろありますねぇ。 いざ調理に取り掛かってからではパソコンを立ち上げて調べるのも 面倒、おおよそ想像つくからって、自己流でやっちゃってることも あるんじゃないかな? 今日は、そんな調理用語をちょっとまとめてみましょう。 ●切り方 ▽輪切り・半月切り・いちょう切り 輪切りは皆知ってますよね。大根やニンジンなど切り口が円形になる 食材に真っ直ぐ包丁を入れて切ること。 厚みは料理に応じて厚切りにしたり、薄切りにしたりします。 輪切りを半分に切ったものが半月切り、さらに半分に切れば、いちょう 切りになります。 ▽小口切り 輪切りと似ているけど、ネギやキュウリなど、細長い食材を薄めの 輪切りにすることを言います。 ▽拍子木切り 大根、ニンジン、ジャガイモなどを、長さを揃える(一般的には 4~5センチくらい)ようにして、1センチ角くらいの棒状に切ること。 ▽短冊(たんざく)切り 大根やニンジンなど、まず厚さ5ミリくらいの輪切りにし、それを縦 1センチくらいの長方形になるように切り、それをさらに薄切りにして 七夕の短冊のような薄い長方形に切ること。 ▽ぶつ切り その名の通り、形にこだわらずブツブツ切ること。鶏肉や魚などの 場合にいうことが多く、大きさは一口大と覚えておきましょう。 ▽くし型切り トマトやジャガイモなど丸い形の野菜を放射状に切ること。 例えばレモンの場合なら、まず上下の尖った部分を切り落とし、縦に 半分に切って、さらにそれを中心に向かって等分に切ります。 ニンジンの場合なら、先に長さ4センチくらいに切ってから、同様に 放射状に切ります。 ▽乱切り ゴボウ、大根、ニンジンなどを不規則な形に切ること。 切り口が丸い根菜類を回しながら、中心に向かって角を取るように 切るので、回し切りとも言うそうです。 表面積が多くなるので、火の通りや味のしみこみが良くなります。 ▽ざく切り 白菜やキャベツや青菜などを、ざくざく切ること。大きさは一口大の 3~4センチくらい。芯部分と葉先部分では柔らかさが違うので、 切った時に別々に分けておけば、火を通す時に便利です。 ▽さいの目切り 拍子木切りの応用で、一辺が1~2センチ程度の大きさのさいころ形に 切ること。 ▽あられ切り さいの目切りをさらに細かく、一辺5ミリ以下くらいに切ること。 ▽みじん切り・粗(あら)みじん ごく細かく切ること。細かくせん切りしたものをさらに小口から 細かく切ります。みじん切りより少し大きめに切ったものは粗みじん といいます。 よく切れる包丁を使うのがポイント。 ▽斜め切り キュウリやゴボウなど細長いものを斜めに切ること。 ▽ささがき ゴボウなどを、鉛筆を削るように薄く細長く切ること。 切った形が笹の葉に似ていることから、この名がつきました。 ▽面取り 大根、ニンジンなどの煮崩れを防ぐため、切り口の角を切り取って 形を整えること。 ▽六角むき お正月のサトイモやクワエに見られるような皮のむき方。 まず上下を平らに、次に側面を六角に仕上げます。 ●火加減 ▽強火 火力調節つまみを最大にした状態・・・と、言ってしまえば簡単だけど、 ガスの場合、鍋やフライパンの横にまで炎がはみ出してしまうと、逆に 熱効率が悪くなって燃料費のムダ。(炎は、空気に触れる外側の温度が 最も高いと学校で習いましたね。) 強火とは、鍋やフライパンの底全体に、勢いよく出た炎の先がしっかり 当たっている状態と考えましょう。 当然、鍋底の形や大きさによって変わりますよね。 鍋全体が底のような中華鍋の場合、火力を最大にして横側にまで炎が まわっていいけど、小さな鍋なら火力は落として、その鍋の底全体に 炎がしっかり当っている状態が強火と言えます。 ▽中火 炎の先が、鍋底に当たるか当らないかという状態。 ▽弱火 炎の先が、ガスコンロと鍋底との丁度真ん中くらい。 ▽とろ火 そのコンロで可能な最も小さな炎の状態。今のガスコンロは、安全な 最小の状態で止まるようにしてあるものが多いですね。 ただ私、特に小さな鍋で少量の調理をする時など、それでもまだ強いと 思うことがあって、消さないようにそっ~と弱くしたりします。 ただし要注意! 万一消えてしまったら大変なので、絶対にコンロの そばを離れないこと! ●一番ダシ・二番ダシ 一番ダシは、最初に取るダシなので香りも味も良く、うどんや澄し汁 など、出汁そのものの風味を楽しむものに向いています。 二番ダシは、味噌汁、煮物など、主に入れる素材や調味料の風味を 生かす料理に。 もちろん、一番ダシだけを使ってもいいんだけど、一度使っただけで 材料を捨ててしまうのはもったいないという日本人の心が二番ダシ。 《一番ダシの取り方》 ・水1000cc 削りカツオ節10~20グラム 昆布10センチ角くらい 1.昆布は、キッチンペーパーなどでさっと拭きます。(明らかに汚れや 砂と分るものだけを取り除けば大丈夫。) 白い粉は旨味成分なので取らないこと。 2.鍋に水と昆布を入れ、火にかけます。 昆布ダシは時間をかけてじっくり取る方がいいので、早めに鍋に 水と昆布を入れて置いておくのもいいですね。 沸騰寸前まで1時間近くかけるのがベスト。火加減は中火。 急いでいると言って、強火で一気に煮出すなんてのはNG! 3.お湯にプツプツと小さな泡が出始め、昆布が表面に浮いてきたら 取り出します。 沸騰直前に削りカツオ節を加え、強火で一煮立たちさせてから、 弱火にして3~4分煮出して火を止めます。 4.カツオ節が下に沈んだ頃、ボウルにザルをのせ、だし汁をこします。 この時、細かいアク取りしゃもじや茶こし、布巾やクッキングペーパー などを利用すると、よりきれいにこすことができます。 (二番ダシを取る場合は、布巾などを絞らない。) 5.取り出した昆布とカツオ節で二番ダシを取ります。 《二番ダシの取り方》 1.一番ダシを取った後のカツオ節と昆布を鍋に入れ、先の半分ほどの 水を入れて火にかけます。 2.約3分ほど沸騰させて火をとめます。カツオ節が沈んだ頃、ザルに 布巾やクッキングペーパーで絞ってこします。 ※ダシを取る時、約1割は蒸発すると考えて、必要な水の量を考え ましょう。 ※出し汁の材料の量は、そんなにピッタリじゃなくて大丈夫なので、 倍の量の出し汁を取りたい時は、カツオと昆布は大体1.5倍くらい かなぁ・・・って感じでいいと思います。 ※少ししか必要ない時も1000ccくらい作って、ペットボトルで 冷蔵保存。1週間以内を目安に使いましょう。 ●水の量:ひたひたの水、かぶるくらいの水 鍋に材料を平らになるよう入れたところに、水(ダシ)を入れた時、 例えばジャガイモの尖っている部分だけが水より上に出ているという 感じの水の量を「ひたひたの水」。 それより少し水を多くして、材料が水面から出ない程度に浸かっている 状態を「かぶるくらいの水」と表現します。 ●アクを取る 素材を煮ているとブクブク泡が浮き上がって固まったようになり、 料理の味や風味をそこないます。 そばに水を入れたボウルを置き、網のしゃもじや玉じゃくしで、泡を 根気良くすくってはボウルの水の中に浮かせるようにします。 他にもアクの取り方はいろいろあるようですが、完全に取るというのは なかなか難しいようです。 ●色だし 素材の色を美しく仕上げるための調理法。葉物野菜をゆがく時、 塩を入れる。黒豆を煮る時、鉄鍋を使ったり釘を入れる。栗きんとん にはクチナシの実を入れるなど、それぞれに合った方法があります。 ●板ずり きゅうりなどに塩をまぶし、まな板の上で、両手でコロコロころがす ようにして塩をすりこみます。塩味がなじみ、色鮮やかになります。 ●豆腐の水切り 豆腐料理をする時、豆腐の水分を切っておくこと。木綿豆腐の場合、 まな板を少し斜めにして豆腐を置いた上に、平らな大き目のお皿を 重しにして水分を出します。 ●塩もみ きゅうりや大根などに塩をまぶして手でもみ、しんなりさせること。 塩でもんだあとは、ぎゅっと両手で絞って、充分に水分を出します。 ●ひと煮立ち 煮汁などを沸騰させてグツグツとしたら、すぐに火を止めること。 調理用語は、まだまだ色々ありますが、今日はこのくらいに。 さぁ、そろそろクリスマスやお正月のお料理の予定を立てる時期。 忙しい時ではありますが、手作りのお料理を、家族や友達と一緒に 楽しむ時間を持ちたいものですね。 |