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ホーム 整理ぎらいさん、この指とーまれ! 2008年(17)-(24)

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整理ぎらいさんこの指と~まれ
(17)整理と
エコロジーの心

 ==================▼今日の一口メモ▼==================

前回、ちょっとエコな電気器具との付き合い方のお話をしましたが、
主婦の立場でエコという言葉を最も実感する行動の一つに、ゴミの
分別があるのではないでしょうか?
各地域によって、細かな部分での違いはあると思うけど、いわゆる
資源ゴミと言われるものについて、私たちは、どの程度の認識また
知識を持っているでしょう?

せっせと分別し、ビンや缶、プラスティック容器をきれいに洗ったり
しているけど、本当の行方は?なんて疑問も確かにあります。
また再生の方がコスト高になったり、再生のためにエネルギーを使うと
いう問題もあります。再生された材料が、実際に有効活用されている
のかということも、私たちは、ほとんど知りません。
そうそう、再生紙の古紙配合率の偽装なんてニュースもありましたよね。

様々な疑問や問題点の多いゴミの分別、資源ゴミの活用ではありますが、
だからと言って、何もかも一つのゴミ袋に入れて捨ててしまえる時代で
なくなったことも事実。

私たちが日々耳にする、エコ、リサイクル、CO2削減などの言葉・・・
今まで、ただ漠然と「うん、うん」と思ってきたんだけど、もう少し
だけ踏み込んでみたいと思います。

●自然界の循環
太古の昔から繰り返されてきた自然の循環、これがあったからこそ、
地球で生物が生き続けてこられたんですね。
すごく当たり前で、あらためて意識することもないほどなんだけど、
この循環の中の一つでも欠けると、地球は死の星になっちゃうのかも。

▽大気の循環
  人間や動物が酸素を吸い、二酸化炭素を吐き出す
  ↓
  植物の葉が二酸化炭素を吸い込む
  ↓
  植物が成長し、酸素を出す

▽水の循環
  海の水が蒸発して雲になる
  ↓
  雨が降り、土に吸い込まれ、川から海へと流れる

▽人間や動物がもの食べて排泄する
  ↓
  肥料となって土に栄養分を与え、植物を育てる
  ↓
  人間や動物が植物を食べたり、植物を食べて育った動物を食べる

●環境への負荷
人の活動によって環境に加えられる悪い影響のこと。つまり、上の自然の
循環がうまくいかなくなる原因です。
工場や家庭からの排水、ゴミ、排気ガスなど、日常生活のあらゆる場面で
環境への負荷が生じていると言えます。
   
●循環型社会
環境への負荷を減らすため、天然資源の採取をできるだけ少なくし、
それを有効に使うことによって、廃棄されるものを最小限におさえる
社会のこと。
日本でも「使い捨ては美徳」、「大量生産・大量消費・大量廃棄」で
経済を発展させようという時代があったけど、そういうことが地球環境を
破壊させてきたんですねぇ。

●循環型社会形成推進基本法
という訳で、様々な法律ができたという訳。
ここで、私たちの日常生活と密接な関係の言葉が登場します。
・廃棄物処理法
・資源有効利用促進法
・容器包装リサイクル法
・家電リサイクル法
・建設リサイクル法
・食品リサイクル法
・自動車リサイクル法
・グリーン購入法

そしてもう一つ、法律ではないけど、環境保全型農業と呼ばれる環境負荷を
減らす農業も推進されています。
化学肥料などの依存を抑え、家畜ふん尿などで、太古の昔からの自然の循環
を取り戻そうということですね。

●3R活動
限りある資源と地球環境を保護し、循環型社会を実現するための運動で、
3Rとは、リデュース・リユース・リサイクルのこと。

▽リデュース(Reduse):ゴミを出さない
  聞きなれない言葉ですが、3Rの中で最優先されること。
  個人レベルでは、節約・節水・節電など。
  無駄なものは買わない、使い捨てという考えを避ける、過剰包装は断る、
  マイバッグで買い物するなどで実践します。
  また同じ目的の製品でも、環境に優しいものを選びます。
  事業者レベルでは、出来るだけゴミにならないような製品を、製造・
  加工・販売することが求められます。
  う~ん・・・つい「とりあえず」と買ってしまう100円ショップは、
  要注意ですねぇ。

▽リユース(Reuse):同じ形で再使用する
  使用済みになったものの中から、もう一度使えるものを、洗浄などして、
  そのままの形で再使用すること。
  日本人が昔から実践してきた、牛乳ビンやビールビン、一升ビンの
  再使用。リユースできる容器をリターナブル(リターンする)容器と
  呼んでいます。
  でも今、牛乳は紙パック、ビールは缶が主流になっているし、一升ビン
  なども、昔は返すとお金を払ってくれたのに、今は持って行って置いて
  くるだけ。なんだか逆行してる感じがします。
  ドイツでは、ペットボトルも洗浄して繰り返し使っているといいますが、
  日本人は潔癖感が強いのか、商品価値が下がるのか、あるいは流通の
  問題なのかはわかりませんが、実現しそうもないですね。
  リサイクルショップ(本当はリユースショップが正しい)やフリー
  マーケットもリユースです。
  
▽リサイクル(Recycle):加工を加え、形を変えて再利用する
  再使用の難しいものをゴミとせず、新たな物を作るための原料や燃料と
  して、再び利用することを言います。
  リサイクルは、その再生方法によって3つの分類があります。
  ・マテリアルリサイクル
   使い終わったものを、そのまま原材料として再利用するリサイクル。
   (使用済みのアルミ缶→アルミ)
  ・ケミカルリサイクル
   化学的に分解するなどして製品の原材料を再利用するリサイクル。
   (ペットボトル→フリースなどの衣類)
  ・サーマルリサイクル
   複数の素材からできているものや汚れがひどいものを焼却し、その
   発生する熱エネルギーを利用するという形のリサイクル。
   マテリアル、ケミカルリサイクルができない場合の、最後の手段の
   リサイクル方法と言えます。

●整理とエコライフ
今回のメルマガを書いていて、整理とエコロジーの心には、密接な
関係があると感じました。
整理をするということは、自分にとって、何が必要で何が必要でないか
判断する力を持つ、あるいは育てるということに他なりません。 
整理の基本は処分、処分はゴミを出すことではあるけれど、それは
今まで深く考えることなく持ち込んだことを清算するということ。
迷ったり、後悔したり、身を切るような思いをしたり、ものの処分には
大きなエネルギーが必要ですが、そこから学習することで、私たちは
自分流の3R活動ができるようになるのではと思います。

─────◆
先日、京都の有名な和菓子屋さんのお菓子を頂戴しました。
竹筒に入った水羊羹、笹でフタがしてある上品なお菓子です。
千枚通しのようなものが付いていて、それで竹に孔を開けると、水羊羹が
スルッと出てきます。
今年の夏は、このような形をしたトコロテンや水羊羹を、一流の和菓子屋
さんで、よく見かけました。もちろん、お値段も高い!
おいしく高価なお菓子を下さった方には感謝してるんだけど、付加価値を
付けるために、こんな商品を作るのは、エコに反してますよね。
竹筒と笹は、かさ高いゴミとなって捨てるしかありませんもの。
千枚通しも、いくつかの水羊羹を食べるためだけに使って、残しても
使うことはなさそうなので、やっぱりゴミ。
考えさせられますねぇ。。。

 

(18)洗濯物の
干し方ポイント

 ==================▼今日の一口メモ▼==================

一年のうちでも最も爽やかな季節。
酷暑の夏だっただけに、涼しさに心から感謝!
この季節、天気予報で「今日は洗濯日よりですよ~」なんて言われると、
つい張り切っちゃうという方も多いのでは?
冬物に比べ、夏物はおうちで洗濯しやすいし、気持ちいい達成感!

テレビで言ってたけど、近頃は、クリーニングに出す割合が減っている
らしいですよ。
これは、おしゃれ着用洗剤の進歩と、倹約が理由かも知れませんね。

洗濯は「洗う」「干す」「アイロン掛け」「たたみ方」の四つがポイント。
これらのポイントのうち、おうちで洗濯については、これまでのメルマガで
何度か触れていますが、今回は、干し方について。

干し方で大切なことは、シワを残さないことと型崩れさせないこと。
できることなら、面倒なアイロンがけもサボりたいし・・・ね?

●すぐに干す
  洗濯終了のブザーが鳴ったら、すぐに干す。これ、基本の基本です。
  夜洗濯しておいて朝干すなんてのは、シワの元。
  どうしても干す時間がない時は、干す前にもう一度、軽くすすぎと
  脱水をしてからにするといいですね。

●まず振りさばく
  特にデリケートなものは別として、少なくとも洗濯機で洗った洗濯物
  に関しては、まずパッパッと振りさばくと、シワ防止にもなるし、
  ちょっとした糸クズやホコリなども取れます。

●時間に余裕があれば
  洗濯機から出してカゴなどに入れる時、無造作に放り込まず、振り
  さばいた洗濯物をたたんで、ていねいに入れると、仕上がりが、
  かなり違いますよ。
  さらに余裕があれば、きちんとたたんだものを両手のひらではさむ
  ようにパンパンたたいてシワを伸ばします。特に綿のものには効果が
  あるようです。
  ただ下手にたたくと、逆に変なシワや型崩れの原因になる可能性も
  あるので、ていねいにしてくださいね。

●シワをのばす
  とりあえずピンピンと、シワをのばそう!という気持ちで干すこと。
  特にハンカチやタオルなどは、気がねなく四隅を引っ張ってピンピン。
  (平行四辺形やひし形にはしないでね)
  ハンカチの場合、竿に広げて干せれば一番いいけど、そうもいかない
  ことが多いですね。ピンチハンガーに干す時、シワをのばしてから
  きちんと二つに折って、無理のない程度にピンと張るようピンチで
  挟んで干すと、アイロンがけしなくても、まぁ大丈夫だし、アイロン
  がけする時もスムーズに形が整います。

●形を整える
  ワイシャツなどの場合、シワを取り、形を整えるよう衿や袖口を
  たたきます。また脇部分もしっかり伸ばします。
  干し方が雑だと、変なところにシワがよったりして、後のアイロン
  がけに手間がかかることがあります。
  特に木綿の長袖シャツなんかは、干し方が、そのまま乾き上がりの
  形に現れるので、シャツの袖部分もしっかり広げておくと、アイロン
  がけがスムーズにできますね。
  前開きのボタンは、一番上を一つだけ留めておくか、ピンチで挟んで
  おきます。濡れた状態でボタンを留めると、ボタンホールの形を
  くずしてしまうので、最小限にとどめておく方が無難。
  (ピンチで挟むのは衿がしっかりした素材のもの。ピンチの重みで
  衿首が型崩れするような素材、またピンチの型がつくような素材は
  やめておきましょうね。)

●ズボンやジーンズの干し方
  裏返して、ファスナーも開けたままにしておくと乾きやすく、色あせも
  防げて安心。もちろんシワはしっかりのばしておきます。
  裾を上にしてピンチで挟んで干すと、乾くのが早いようです。

●Tシャツ
  Tシャツの洗濯で悩むのは、首周りが伸びてしまうこと。
  私は、洗う時はネットに入れて、ハンガーに掛ける時、ハンガーを
  首の方から入れると、どうしても首周りを伸ばしてしまうので、裾の
  方から入れています。
  スペースに余裕があるなら、竿に袖を通す干し方もいいし、竿に
  そのまま掛けて脇をピンチで挟むという方法も。
  でも、これって素材にもよりますね。同じように洗濯しても、いつも
  首周りがしっかりしているものもあれば、何回かですっかり伸びて
  しまうものもあるなぁというのが、私の実感。
 
●ソックス
  ソックスは、縦方向に伸ばして形を整え、ゴム部分を上に干します。

●陰干し
  干す時は、洗濯絵表示にも注意しましょう。
  紫外線はお肌だけじゃなく、洗濯物にも、色あせや黄ばみや変色、
  また繊維を弱めてしまうなど、悪影響を与えます。
  色柄物は基本的に陰干しが安心。
  また、シルクやウール、ナイロン、ポリウレタンなども陰干し。
  って言うと、ほとんどが陰干しになっちゃうかな?
  直射日光が当らず、風通しの良い場所が、一番安心ってことだけど、
  時間の経過とともに日光の当る場所も変わっていくから困る。
  物干し場の前面には、シーツやバスタオル、タオルなど、色あせが
  比較的気にならないものを。
  その奥(軒下の深い場所)に、Tシャツやブラウスなど、さらに
  奥に下着類などを干すと、目隠しにもなって合理的ですね。
 
──────◆
洗濯物は、とりあえず干しておけば乾きます。
でも、「少していねいに」「少し気をつけて」干すと、その「少し」が、
乾きあがった洗濯物に、必ず反映されます。
タオルが少々シワになってたり型崩れしてたって、生活に直接の影響は
ないかも知れません。
でも、それを全然気にしないことは、いつかどこかで、あなたという
人に反映されているのかも知れませんよ。
って思うと、ちょっとコワイかも?

 

(19)秋の衣替え、
ちょっと気をつけたいこと

 ==================▼今日の一口メモ▼==================

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、いよいよ秋らしくなり、
京都では急激に冷え込んで、半袖から突然セーターなんて日々。
いよいよ衣替え本番ですね。
秋の衣替えは、一日の気温、毎日の気温に大きな変化があるので、それに
対応できるような衣類の収納が大切。

また、片付ける衣類や寝具についても、秋が深まるとともに日が短く
なり、逆に洗濯物の乾きに時間がかかるようになるので、その意味でも、
夏物の洗濯は早めにして、早めの整理整頓がオススメです。

●寝具
特に寝ている時には、寒いと思いつつも、眠い頭で「毛布は、奥の方
だったなぁ、引っ張り出すの面倒だなぁ」なんて、ついそのまま我慢
してしまい、翌日は鼻をグスングスン。
そんなことにならないためにも、天気の良い日に、毛布や冬用布団を
干して、カバーなども掛けて、スタンバイOKにしておきましょう。

また、タオルケットや夏の肌掛け布団、カバー類は、おうちで洗うか
クリーニングに出して清潔にしてからキチンと収納。
干すスペースを考えると、1日に洗濯できる量は限られているので、
家族全員の分を考えると、好天の日は頑張らなくてはね!

夏布団やタオルケットは、ケースや布団袋に入れ、押入れの上の棚を
利用すると、デッドスペースになりがちな「高さ」を有効活用できます。

●合い物
春や秋の季節の変わり目の衣類は、気温の変化が激しい時期だけに、
朝になって、今日何を着るかを決めなくてはならないことも。
ブラウスやカーディガンなど、気温の変化に対応できる衣類は、スペース
が許す限り入れ替えせず、いつも出し入れしやすい場所に入れておくのが
便利ですね。

●さぁ衣替え!という時の準備
ふと思い立って衣替えを始め、途中で防虫剤が足りなくなったなんて
経験ないですか?
後日買っても、いったん片付けたものに再び手をつけるのって面倒。
衣替えを始める前に、防虫剤や除湿剤の準備も忘れずに。
防虫剤には種類があり、異なる種類の防虫剤を一緒に入れると、衣類の
トラブルの元。
防虫剤については、バックナンバーをご覧ください。
http://www.craft-kyoto.net/page/22#7

そして衣替えにとりかかる時には、掃除機、化学雑巾、新聞紙を手元に
用意。タンスや衣装ケースの中は、けっこう埃っぽくなっているので、
掃除機をかけ、化学雑巾で拭くとスッキリします。
それに引き出しや衣類を出し入れしてると、床も埃っぽくなります。
衣類をたたみ直したりするのに、余計に埃がついてしまうことも。
そんな時も手近に掃除機があれば、衣類をたたむスペースだけでも
手軽に掃除機がけができますよね。

●新聞紙の活用
衣装ケースやタンスの引き出しの底に新聞紙を敷くと除湿防虫効果が
あります。
きれいに掃除した引き出しやケースには、また新たに新聞紙を敷き直し
ましょう。

●ハンガー
クリーニング店から戻ってくる時のハンガーは運搬用。
そのまま保管すると、型崩れの原因になります。吊るして収納の場合、
厚みのあるハンガーを使いましょう。
もちろんビニール袋はすぐに外して、数時間おいてから収納ですよ。
余ったハンガーは、ほとんどのクリーニング屋さんが引き取ってくれると
思うので、返却しましょう。

●夏から冬への衣替えの悩みは、保管場所のスペースは空くけど、日々
使う場所の方は、夏よりもグンとスペースが必要になってしまうこと。
私もいつも悩みます。
なので、セーター類は季節を問わず衣装ケースに入れ、冬は出し入れ
しやすい場所に置いて、そのまま使っています。
かさ高いセーターの収納場所を移動しなくていいのは楽。

●衣類のたたみ方
まず最も大切なポイントは、いかにシワを防ぐかですよね。
「衣類 たたみ方」というキーワードで、Googleで検索してみると、絵や
写真入りで親切に解説してくれているサイトが多く見つかるので、参考に
されたらいいですね。

さて、たたみ方と収納には密接な関係があります。
ここで大切なのは、大きさをそろえる、できるだけ四角い形にたたむ、
その服の特徴がわかりやすいようたたむということ。
大きさは、収納スペースに何列に並べるかを計算して決めます。
同じ幅に四角くたたんだものを少しずつずらせて重ねて並べれば
たくさん入るし、何が入っているかわかりやすいですよね。
また、色柄物はともかく、例えば黒のTシャツが何種類もある場合は、
ほんのちょっと持ち上げれば柄が見えるようにする、また衿の形で
見分けることができるというようにすると、目的の衣類を探すのに、
引き出しの中をグチャグチャにしないですみます。

●衣類と収納スペースの見直し
衣替えについてのメルマガで、いつも書いているのが衣類の見直し。
私自身も衣替えをするたびに、決してお金持ちじゃないくせに、なぜ
こんなに服があるの?と自問自答してしまいます。
今年一度も着なかった服も、一着や二着じゃありません。
たっぷり余裕の収納スペースがあるなら、それはそれでいいんだけど、
収納に悩みながらこの調子、あ~ぁ・・・。
で、衣替えは衣類の見直し!
毎日洗濯する夏の衣類は、色あせも激しいので、特に濃色のものは、
何着か処分しました。
それ以外にも、数年着ていなかったものは一度着てみて、「どうも
ピッタリこない」って感じたものは、思い切って処分しました。
逆に、夏の初めに何年も忘れていたブラウスを発見して、シミや黄ばみ
などもなかったので、この夏は活用しました。
本当に着るものだけを、余裕ある収納で保管。
実行が難しいことではあるけれど、常にその意識を持って、衣替えに
のぞみましょう!

 

(20)衣類の虫を知ろう

 ==================▼今日の一口メモ▼==================

今年は、暑い夏、厳しい残暑、そして急激な冷え込み・・・
波乱万丈(?)の気候でしたね。
皆さん、風邪など引いておられませんか?
急に気温が下がったので、大慌てで衣装ケースやタンスの引き出しを
引っかきまわした方も少なくないのでは?
で~、引っかきまわした後はキチンと整理して、しっかり衣替えを
お願いします!

さて今回は、ちょっとゾクゾクする衣類の虫のお話。
テレビのコマーシャルの影響や、「衣替えには防虫剤」という概念で
なんとなく防虫剤を入れているって方も少なくないと思うんだけど、
まだ被害にあったことのない人も、敵を知って損はない!

●衣類の虫は、どこから来るの?
  決してタンスから湧き出てくるものじゃありませんよ~。
  外出時に卵が服についたり、洗濯物や布団やお花についていたり、
  また成虫が家の中に入り込んだりするのが原因です。

●衣類を食べるのは幼虫期
  種類を問わず、衣類を食べるのは幼虫の時期です。
  (ウニュウニュしたヤツ!)
  毛織物、絹織物などの動物繊維、羽毛、皮革などが大好きですが、
  ナイロンや綿などでも、汗や食品などがついていると食べちゃう。
  ま、基本的には、ウールやシルク、カシミヤなど高級品が大好物
  なんだけど、「私はそんな高級品持ってない」って、安心してちゃ
  ダメってことですね。
 
●虫の種類と特性
▽カツオブシムシ類
  甲虫類のヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシは、衣類の害虫
  として、最も一般的な種類です。
  (甲虫類って、つまりカブトムシの一種)
  幼虫期間が非常に長く、年に1回(条件によっては2回)、春に成虫が
  羽化します。 幼虫期が長い分、衣類の害も多くなります。
  幼虫は、床やカーペットの下などに溜まった乾いた食品屑を食べ歩き、
  そのうちにタンスなどにも侵入するんだそうです。
  食欲旺盛で衣類を食べて成長し、春になると成虫となり、衣類の中で
  産卵し、やがて野外に飛び出し、花の蜜などを吸って生活します。
  菊科の白い花の蜜が好きで、ここで栄養たっぷりになった成虫は、また
  家の中に侵入し、もう一度産卵することができます。
  かわいい小さな虫が、デイジーやマーガレットの花の蜜を吸ってるロマン
  ティックな風景・・・でも、これが家の中に入ってくると害虫になって
  しまうんですねぇ。
 
  ・ヒメカツオブシムシ
   成虫は体長3.5~5.5mmで、黒色で楕円形。
   幼虫は赤褐色の芋虫状。体長8~9mm。

 ・ヒメマルカツオブシムシ
   成虫は体長約3mm、黄・白・黒・褐色のまだら模様。
   幼虫は体長約4mm、暗褐色または黒褐色で丸みがあり、全体が褐色の
   短毛に覆われている。

 ・幼虫は、部屋の中を歩き回るので、掃除機がけをしっかりする。
  ・スズメやハトなどの鳥の巣が近くにある時は注意。
  ・白い花などを家の中に持ち込む時は、虫がついていないことを確認。
  ・発育の進んだカツオブシムシ類の幼虫は殺虫剤に対して強いので、
   特に初春から春~初夏の小さな幼虫の時期に確実に防除するのが大切。
   つまり初春から初夏の時期の防虫剤は絶対必要。
  ・幼虫が成熟した秋冬になると幼虫の食欲は落ちるが、今では暖房が
   よく効いているので、季節を問わず防虫剤を使用するのが安心。  

▽イガ類
  ガの仲間で、コイガとイガという2種類が主なもの。
  両方とも幼虫の時は体長約6~7mmで、乳白色の筒状。巣筒(まゆ)を
  作り、やがて羽化して脱出するので、空の巣筒が衣類の中に残っている
  ことがあります。
  幼虫期間が短いので、条件次第では、年に何回も発生を繰り返すという
  特徴があり、気付いた時には被害が拡大という可能性も。
 
  ・成虫
   コイガの成虫=体長約6~8mm。淡黄灰色で光沢のある小さなガ。
   イガの成虫=体長約4.5mm。灰褐色の小さなガ。

 ・ツバメやスズメの巣に大量に発生していることが多いので、近くに
   ある時は要注意。
  
  ・幼虫、成虫とも、見つけたらつぶす、殺虫剤を吹きかける、また
   防虫剤も効果があるので、比較的簡単に防御することができます。
  
●防虫剤はなぜ効くの?
  実は私、防虫剤がどういう作用をして衣類を虫から守るのかなんて
  考えたことなかったんだけど、ただ漠然と、防虫剤=殺虫剤みたいに
  無意識で思っていたんですよねぇ。
  でもそれは間違い!
  防虫剤から揮散した成分の浸透した衣類、虫は、そんなの食べたくない
  んですよね。だから食べるものがなくなって、その結果死んでしまう、
  これが防虫剤の効果。
  なので、フタのない入れ物に防虫剤を入れても、成分は揮発するだけで
  衣類に浸透しにくいので、効果がないという訳。
  密閉性が必要ということです。
  また防虫成分の濃度が薄ければ、虫はめげずに食べちゃう可能性がある
  ので、説明書通りにしないと充分な効果が得られないってこと。

●その他、防虫のポイント
・汚れた衣類をそのまま保管しない。
・衣類や布団の収納場所は、時々チェック。特に長期保存している
  ものは定期的に点検が必要。
・引き出しやケースの中をきれいにして、「虫の好きなもの」を排除。
・衣類害虫の卵は、払ったりはたいたりすると簡単に落ちやすいので、
  布団や洗濯物を取り込む時にはよく払う。
  またブラッシングも効果的。
・ドライクリーニングやアイロンがけも有効。
・押入れ、クローゼット、タンスや衣装ケースなど、保管場所は、時々
  風を通しチェックする。特にあまり着ない長期保存の衣類に注意する。
・ハンガーラックなど、オープンスペースでの衣類の保管には、防虫
  効果のあるカバーを利用する。

──────◆
知り合いのおばあさんが、身体がかゆいとベッドに防虫剤をいっぱい
置いて寝ていました。
私は、なんか変だなぁと思いつつ黙っていましたが、ホント、全く
効果ないんですよね。
まず衣類の虫は人間を刺さないし、防虫剤は衣類の虫にしか効かない。
ましてや、オープンスペースじゃ防虫効果はないんですものね。
でも、そのおばさんが、それでかゆみが少しでもやわらぐようなら、
それを強いて否定する必要はない→気持ちの問題は、とっても大切!

 

(21)思い出の品の処分

 ==================▼今日の一口メモ▼==================

私事ながら、先日引越しをしました。
生まれ育った土地で、曽祖父の代から住み始め、祖父の代、父の代で
家を建て直し、私達家族が同居する時にリフォームした家です。
離れがたい思いは山々ながら、いろいろ考えた結果、息子家族の近くに
引っ越す決心をし、その後は感慨にふける間もないほど大変な引越しと
なりました。

昔からの家なので建ぺい率など無視のいわば不法建築。約50坪の土地に
目イッパイ建てた2階建てなので、建坪にしてみれば80坪?
実際の生活に使ってたのはその半分で、残りの部分は、なんとなく自然に
物置となっていたのです。

大工をしていた祖父の様々な大工道具、昔使っていた餅つき道具一式に
火鉢、祖父が作り父が使っていた本箱、祖父母が駆け落ちした時に
使ったと思われるトランク、父の小学生の頃の絵日記、祖父母が奮発して
買った金屏風・・・。

余談ですが、祖父は乗馬やバイオリンをするようなモダンボーイ、祖母は
かなりの美人だったようで、でも結婚を反対されたらしく、二人は京都
から東京へ駆け落ちして、そこで関東大震災に遭い、心配した祖母の父が
東京まで駆けつけて、そこで結婚を許されたんですって。
大正時代にしては、かなり思い切ったロマンスかも?

話戻して、それら祖父母の代のものに加えて、もうずっと前に結婚した
妹の本やアルバム、いろいろ書いたノートも出てきました。
またやはり、今は結婚した二人の息子達のもの。
二人の独身時代のどっさりの写真は、1枚1枚チェックして、元カノと
写っているような写真は処分して、それぞれ本人に渡しました。
みんな出て行く時は、自分の必要なものだけ持って出て行くんですねぇ。
あとは適当にしてって感じなんだけど、委託された立場になると、特に
写真なんかは捨てるに捨てられず、責任感じちゃう。
もちろん息子達が出て行った時点で、かなり処分はしたんだけど、結局
責任を感じてしまうものは後回しになって、今に至っていたという訳。

老後の楽しみにと残してきた息子達の幼い頃の絵や工作作品、これは
一緒に整理していた主人から、「見るな!見始めたら時間がないし、処分
できなくなる」と言われて、目をつむってゴミ袋へ。
う~ん、今まで何のために残してたんだ?

こんな話、整理ぎらいさんのメルマガを書く身でありながら、非常に
恥ずかしい限りなのですが、これらの大半は天井裏の収納庫に眠っていて、
ここは長年チェック外になっており、こんなに多くのものが残っている
ことさえ、ほぼ記憶になかったのです。
そしてまた、それらのほとんどは「思い出の品」。

「思い出の品」を捨てることの胸の痛みを、今回は本当に実感しました。
そもそも先祖の土地を去ることに申し訳なさを感じ、それに加えて
亡くなった祖父母や父をしのぶ品々を捨ててしまう罪悪感。
でも、何もかも持って行く訳にはいきません。

まず最も困ったのが餅つきの石臼。市のクリーンセンターに問い合わすと
小さく割ったら受け入れるとのことですが、素人が簡単に割れるものでは
ありません。
知り合いの石屋さんに聞くと、処分するしかないが、そこそこお金が
かかるとのこと。
ほとほと困っていたところ、たまたまそんな話を友達にすると、もらって
くれる人が出現。
なんでもしゃべってみないとダメなんものですね。
人手に渡るとしても、処分するよりは、ずっと心が軽くなりました。
祖父が作った餅箱も使ってくれる人が見つかりました。
また火鉢も植木鉢に使うと言ってくれる人があり、一つは我が家用に
残して、あとはもらってもらいました。

祖父の大工道具は、祖父が可愛がっていた親戚のおじさんがもらって
くれました。
小さな変わった形のカンナなど昔の職人の道具がぎっしりで、それらを
使っていた祖父の姿をおぼろげながら覚えているのですが、親戚の
おじさんは、「これは敷居用のカンナ」などと、とてもよく知っていて、
これからゆっくり手入れをすると言っていました。
また糸綴じの装丁の大工技術の本が5冊あって、保存状態も良いのですが、
私には何が書いてあるのかさっぱり解りませんでした。
ところが、そのおじさんは一目見るなり、「これは屋根の角度を出す方法
の本」と。
もしかしたら値打ちのあるものかも知れないと言われたけど、値打ちの
あるものなら尚更、そのおじさんにもらってもらうのが、祖父の心に
沿うと感じました。

例の駆け落ちのトランクは、仕方がないので処分。でも、その中に入って
いた父の絵日記、祖母が集めたと思われる雑誌の切り抜きなどは、一箱に
まとめて残すことにしました。
他人にとっては何の値打ちもないものだけど、息子達が集まった時に
皆で見るのも楽しいかも?なんて。
ま、所詮は自己満足ですけどね。

このメルマガでも何度も書いていることですが、ものを処分するには
ものすごいエネルギーが必要って、あらためて実感しました。
でも、いつか誰かがしなくてはならないこと。
私がしなければ、息子達の負担となるのは目に見えています。
今回の引越しは、我が家の、そして私の人生の一つの清算の機会だった
ような気がします。
でも実際、5年後、10年後だったら、この体力と気力は無理かもと
思うほどのエネルギーが必要でした。

引越しは大安の私の誕生日にしました。
実は、ちょうど10年前の誕生日に、私、大腸がんの手術をしたんです。
その時、主治医から「もう一度、生まれ変わるんだね」と言われて、
幸いにも10年経ちました。
そしてまた今、新しい環境の中で、今年の誕生日も生まれ変わる日なの
かも知れません。
で~、こんなふうに思っていたにも関わらず、引越し当日、誕生日で
あることを、すっかり忘れていました。
それどころじゃなかったんですねぇ。
夕方、新居近くに住むお嫁さんが、気を利かせて食事を用意してくれた
ので、好意に甘えてごちそうになりました。
食事がすむと、やがてテーブルにバースディケーキが!
息子とお嫁さんが、私のために用意してくれていたのですが、そこで
あらためて誕生日であったことを思い出したという訳。
感謝!

後日、新聞の勧誘にきた人が、同居の母の苗字を見て、この辺りの方
ですか?この辺にすごく多い苗字なんですけど」って。
実は、この辺りが祖父の出身地であると聞いたことはあったのですが、
なにしろ昔のこと、母も舅である祖父自身からはっきりした話を聞いた
ことがなく、半信半疑だったのです。
新聞屋さんから聞いた話で、それに確信が持てたという訳。
つまり知らず知らずに、祖母の先祖の土地から祖父の先祖の土地に移って
きたという事だったんですねぇ。

さてさて、引越し当日の我が家は、足の踏み場なしに段ボール箱が
積み上げられている状況でした。
整理→処分→引越し→整理→収納。まだまだエネルギーが必要!
ああ、これをどのように収納していくか・・・またの機会に。

 

(22)年末を前に、
常の掃除にプラスα

==================▼今日の一口メモ▼==================

そろそろ年末の大掃除の計画立ててますか?
この頃つくづく思うんだけど、家の汚れというのは積み重ね。
小まめに掃除していれば何でもないんだけど、放っておくと
驚くほど汚れてしまい、場合によっては取れない汚れになって
しまうんですよね。

年末になると、テレビなどでは定番のキッチンまわりの大掃除。
驚くほど汚れたレンジや換気扇を、お掃除の達人が、あっと言う
ほどピカピカにしてしまう!
それはそれで素晴らしい技だし、私も参考にさせてもらうことが
多いのですが、反面、なぜここまで汚れを放置しておくの?とも、
正直感じずにいられません。
毎日お料理するのに、こんなキッチンじゃ不潔だし、換気扇も
とっても非効率で働きが半減してるんじゃないかな?

まぁ、そんなにえらそうなことを言える私じゃないんですけどね。
ただ引越しの際に、いろいろ感じたことがあります。

この夏、ハウスダストを検知する掃除機を買いました。
ハウスダストがあるとランプが赤くついて、特にひどいホコリの
ある場所では、ピカピカとランプが点滅するんです。
初めは物珍しくて、その後は面倒と思いつつも、ランプの点滅に
導かれるまま掃除機を使っていました。
そうすると、部屋の隅々、ちょっとした隙間まで掃除機をかける
ようになったんです。
ベッドの下や脚付き家具の下なんかも、ランプが消えるまで
真面目に掃除機をかけました。
そうすると、引越しで家具を出した後も、動かせないような大型
家具の場所以外は、そんなにホコリがなかったんです。

逆にダメだったなぁと思ったのは、キッチンの吊り戸棚の中。
あまり出し入れしないものを入れていて、毎年年末には中のものを
全部出して拭いていたんだけど、去年末はちょっとサボっちゃった。
そうすると、ほとんど開け閉めしていないにも関わらず、戸棚の中も
入っているものも、何となくホコリっぽい感じ。
やはり日常の掃除は大切だし、年末大掃除も大切って身をもって
実感したという訳。

さて、年末大掃除の前段階、今から日常掃除の中でできる「ちょっと
プラスαのお掃除」を考えてみましょう。

●キッチン小物、その気になって眺めてみる
キッチンには、炊飯器、電気ポット、電子レンジの中、調理器具など、
自然にジワジワと汚れて、汚れに気付かないものが多いと思うんです。
もちろん調理器具は使う度に洗ってはいるんだけど、あらためて
よく見ると、鍋の底やフタにこびりつきが残っていたり、プラスティック
類はどことなく黒ずんでいたり。
電気ポットも、お湯の出る部分って普段見えない角度なんだけど、
下から見上げてみると意外と汚れていたりするし、フタや周りも
その気になって気をつけて見ると、薄汚れていること多いんじゃ
ないでしょうか。
電子レンジも、はじけ飛んだ時は掃除するけど、少しずつ積み重なった
汚れには、意外と気付かないことが多いのでは?
使う時、ちょっとその気になって眺めてみる、洗う時、ちょっと
プラスαの洗い方をしてみる。今から使う度に一つずつやっておくと、
年末には、かなりきれいになってるんじゃないかな?

●掃除機掛け
時間に余裕のある時に、ソファやキャスター付き家具など動かせる
ものは、その下もお掃除。テレビやパソコンの後ろのゴチャゴチャ
した配線も、ホコリを取っておくと気分スッキリ。
センターラグ下も、できるだけまくりあげて掃除機をかけましょう。
カーペット類の下って、けっこうホコリが溜まっているもの。
敷き詰めている場合は難しいかも知れないけど、誰かに手伝って
もらって、移動可能な家具は位置をずらして、掃除したいものです。
もちろんカーペット自体もハウスダストの温床。
カーペットは、少しずつ巻きながら裏表とも掃除機をかけます。
また窓サッシの溝も常から掃除機を掛けておくと、年末の窓掃除が
楽になりますよ。
※家具を動かす時は、新聞紙やゴミ袋などを家具の下に挟み込んで
移動すると楽だし、床も傷つかないですよ。

●拭き掃除
ある時、光線の具合で、「あらま!ホコリっぽい」なんて思った時、
あるいは床に何かをこぼしてしまった時、そんな時が掃除のチャンス
と考えましょう。
で~、拭いた雑巾を見ると、「わぁ、けっこう汚れてる」なんて
気付くことも多いんですよねぇ。
常々掃除機もかけてるし、化学モップやハンディモップも使ってる、
だけど雑巾がけも必要なんだなぁって気付けばラッキーと考えましょう。
知らぬが仏で、気付いてしまってアンラッキーと受け取る場合も
あるけど、ここは前向き、前向き!
年末に向けて、やっちゃいましょう!
そうそう、忘れがちなのがイス。背もたれの下など、放っておくと
かなりホコリが溜まってます。

●冬型気候になる前に
これからいよいよ冬型の気候の日が多くなりそう。
暖かい日やカラッと晴れた日などを有効に活用しましょう。
ものを干したり、外でしか出来ないことなどは、後回しにしないで
早め早めにやっちゃいましょうね。
先に触れたカーペットの下の掃除なども、天気の良い日にすれば、
ついでにカーペットもお日様に干せて一石二鳥。

●掃除の前にまず整理
掃除をしていて、何が面倒と言って、一々ものをのけたり戻したりする
ことほど面倒なことはありません。
イスやテーブルや家具など必要なものは仕方ないとしても、床に直接
何かを置いていたり、家具の上に「とりあえず」と置いているものは、
整理をして、それぞれ「適切な居場所」におさめてあげましょう。
決して「適当な場所」じゃなく「適切な居場所」、これがポイント!
もちろん捨てるべきものは捨てましょう。
使用頻度、仲間分け(分類)、覚えておける場所であることなどを
基本に、居場所を決めてあげてくださいね。

12月に入ると何かと気忙しく、年末近くともなれば、いわゆる定番の
大掃除が待っていて、細かなことにかまっている余裕はなくなります。
今のうちから少しずつ、気付いたことからやっていきましょう。

 

(23)年末までにやっておき
たい調理器具のお手入れ

==================▼今日の一口メモ▼==================

ああ、年末! 思わず溜息が出てしまう季節ですね。
私は引越しをしたばかりなので、今年ばかりは年末大掃除免除。
ラッキー♪と思っていたんだけど、たった1ヶ月過ごしただけで、
早くも多少は気になる部分が・・・。

初めて気がついたんだけど、そもそも引越しというのは、ホコリが多い!
さらに新しいフローリングなどはホコリが目立っちゃう。
お正月までに、気になる箇所だけは、やらなくてはと思っています。

年末大掃除については、このメルマガで何度もお話しているので、
バックナンバーを参考にしてくださいね。
http://www.craft-kyoto.net/page/6

さて、今回は調理器具の手入れについて。
クリスマスやお正月を控えて、お料理の機会も増えるし、場合によっては
お友達や親戚の人がキッチンに入って来ることも考えられます。
前回のメルマガでもふれましたが、ジワーッと積み重なる調理器具の
汚れは、自分では気付きにくいもの。
逆に他人の目から見ると、けっこう目立つものでもあります。
特にイジワルな目で見る訳じゃないんだけど、自分のことは棚に上げて、
「あら黒ずんでる」「こびりつき汚れが残ってる」なんて、ついつい
目についちゃうものなんですよ。

●アルミ鍋
  焦げ付きは、クリームクレンザーをつけたナイロンタワシ(金属タワシは
  ダメ)で磨きます。大きな焦げはなくても隅っこが黒くなっている
  ことが多いので、年末くらいは、中も外側もちょっと念入りに磨くと、
  見違えるようにきれいになりますよ!
  アルミには重曹は使えない(黒く変色する)ので要注意!
  アルミ鍋が黒く変色してしまったら、水をいっぱいに入れ、酢、レモン、
  林檎の皮などを入れてグツグツ煮立てます。
  黒ずみの原因は塩分なので、調理が終わったら、すぐに器に移して、
  できるだけ早く洗いましょう。
  お米のとぎ汁で煮ると、アルミ表面の保護になるそうなので、おでんの
  大根の下茹でに、とぎ汁を使えば一石二鳥。
 
●ステンレス鍋
  焦げ付きを取るには、色々方法があるようですが、水と重曹を入れ、
  しばらく煮立てた後、一晩置いてから洗います。
  まだ残っている部分は、重曹をつけてナイロンタワシでこすります。
  それでも落ちない時は、日光に数日当てると取れるそうです。
  古いこびりつきのある時は、重曹と洗剤を混ぜて磨きます。
  ステンレス専用のクレンザーもあるそうです。
  白っぽいシミのような汚れがつきやすいので、調理後はすぐに水に
  浸ける、よく洗う、充分に水気を拭き取ってから片付けるというのが、
  常の手入れのポイント。

●プラスティック製品
・まな板
  黒ずんできたら、漂白剤を含ませた布巾でおおって、一晩置いて
  おきます。殺菌消毒にもなります。
・シール容器
  何となく汚れた感じの時は、薄めた漂白剤に浸けておきます。
  特にフタの溝の汚れに注意!
  歯ブラシに重曹をつけてこすると取れやすいし、ベタベタした感触の
  時も、重曹で取れた経験があります。
・ボウル
  これも気付かないうちに黒ずんだ汚れがついていがち。
  洗い桶に漂白剤を薄めて浸けておきましょう。

●木製品
  できるだけ洗剤は用いず水洗いが基本。昔からのタワシで洗うのが
  最もオススメ。
  油気の付いた時だけ、薄めた洗剤で洗い、充分に洗い流します。
・まな板
  黒ずんできたら、漂白剤を含ませた布巾でおおって、一晩置いて
  おきます。
  少々難しいけど、時々カンナをかけると、きれいになると同時に
  切れ味も良くなります。
・木べらなど
  炒め物などで黒ずんできた時、目だった焦げ部分があれば、ナイフ
  などでこそげ取ります。その後、粗めのサンドペーパーで黒ずみを
  落とし、細かめのサンドペーパーで仕上げます。
  ※私は、木べらの替わりに、お土産などで頂いた木のご飯しゃもじを
   活用しています。
   ハンバーグを混ぜる時、じゃが芋をつぶす時、炒め物にも、かなり
   使い勝手がいいですよ! 
・すし桶など
  木製品の黒ずみはカビが原因。カビが生えてしまったら米のとぎ汁に
  一昼夜浸けておき、タワシでこすって洗います。
  変形を避けるため陰干しで充分に乾燥させてから、新聞紙などに包んで
  保管。ビニール袋に包むのはNG。
  タガが緩んで水漏れするような時は木の乾燥が原因。しばらく水を
  張っておくと木が膨張して直ります。

●電子レンジ
  中を開けたら、「わぁ!」ってことのないように!
  台所洗剤を含ませた水気の多目の布巾を30秒くらいチ~ン。
  電子レンジ内を蒸しパックした状態で、温かいうちに、汚れを拭き
  取ります。後は、しっかり洗剤分を拭き取ってくださいね。
  ラップをクシャクシャにして洗剤を含ませたもので拭くのも、
  傷がつくにくいのでオススメ。
  取り外しのできるターンテーブルなどは、しっかり洗いましょう。
  気になるニオイは、ミカンなどの皮をちょっとチンしてみましょう。

●器
  湯のみの茶渋、ガラスコップの曇りなどは、ぜひ気をつけたいもの。
  薄めた漂白剤や酢水に浸けておくと効果があります。茶渋には重曹も
  効果があります。
  中が洗いにくいビンや徳利は、中にぬるま湯と重曹を入れて、口を
  片手でふさいで勢いよくシェイク。あとはよく洗い流します。
  カットグラスは、お酢をつけた歯ブラシでカット部分をこすると
  曇りが取れてきれいになります。

●炊飯器
  特に蒸気の出る部分にはデンプン質のこびりつきが。
  狭い隙間など、割り箸や竹串に濡れ布巾を巻いて、ていねいに拭き
  取りましょう。
 
●トースター 
  多くのトースターは、底が開いて溜まった焼け焦げなどが捨てやすい
  ようになっているので、使用説明書を見てお掃除。
  オーブントースターの場合は、前面ガラスドアや網部分も取り外せる
  ことが多いので洗うといいですね。

●電気ポット
  我が家の電気ポットはクエン酸洗浄という機能がついているので
  それを利用していますが、そんな機能のない電気ポットも、普通の
  お酢を大さじ2~3杯加えた水を沸騰させて、そのまま2~3時間保温
  してから、柔らかいスポンジで軽くこすって充分にすすぎます。
  ざらつきや汚れが取れますが、長く手入れをしないと取れにくくなる
  ので、2~3ヶ月に一度くらいはしたいもの。
  もう一度水を沸かして、コップ一杯分くらいを注ぎ口から出してから
  全部捨て、お酢のニオイを除去。
 
  電源部分の水濡れは故障の原因になるので注意してくださいね。
  本体外側は、濡れ布巾で拭きます。手垢のような汚れがある場合、
  私はちょっぴり重曹をつけて拭いています。

─────────◆
以前、台湾旅行をした時、かなりお年をめしたガイドさんのお世話に
なりました。
雑貨屋で、日本と同じ形のタワシが売られていて、私達が「わぁ、日本と
同じだ!」って言うと、ガイドさんが、「タワシは戦争中に、日本人が
持ち込んだんですよ」って。
そうかぁ、日本は台湾を占領していた時代があったのか。
ガイドさんが流暢な日本語を話されるのも、若い頃、日本語を話す
機会があったからなんだそうです。
それにしてもタワシというのは、本当にスグレモノだと感じています。
脂っこいものを洗っても、スポンジのようにベタベタにならないし、
ザルなど目の細かいものも洗えるし、イモ類や根菜類を洗うのにも
最適だし、私なんてタワシのない台所は考えられないくらい必需品。
昔の人の知恵は、タワシの中にも生きている!


 

(24)知ってるつもり
(?)の料理基本用語

 ==================▼今日の一口メモ▼==================

年末大掃除、順調に進んでいますか?
汚れているところをきれいにすると、「へぇ、こんなに汚れてたんだ」
とか、「ここもここも次々に気になる~」とか、「これからは、常から
きれいにしよう」など、人それぞれに思うことがあると思います。
年末ギリギリになると、ヤケ気味に「もう、いいっ」なんてことも。
掃除が趣味のような知り合いがいて、大掃除なんて特に必要ないと
言っていましたが、分っていても真似するのは難しいですね。

さて、これから年末年始にかけて、料理本を見ながら調理をする機会も
少なくないと思いますが、当たり前のように書かれている調理用語、
いろいろありますねぇ。
いざ調理に取り掛かってからではパソコンを立ち上げて調べるのも
面倒、おおよそ想像つくからって、自己流でやっちゃってることも
あるんじゃないかな?
今日は、そんな調理用語をちょっとまとめてみましょう。

●切り方
▽輪切り・半月切り・いちょう切り
  輪切りは皆知ってますよね。大根やニンジンなど切り口が円形になる
  食材に真っ直ぐ包丁を入れて切ること。
  厚みは料理に応じて厚切りにしたり、薄切りにしたりします。
  輪切りを半分に切ったものが半月切り、さらに半分に切れば、いちょう
  切りになります。

▽小口切り
  輪切りと似ているけど、ネギやキュウリなど、細長い食材を薄めの
  輪切りにすることを言います。

▽拍子木切り
  大根、ニンジン、ジャガイモなどを、長さを揃える(一般的には
  4~5センチくらい)ようにして、1センチ角くらいの棒状に切ること。
 
▽短冊(たんざく)切り
  大根やニンジンなど、まず厚さ5ミリくらいの輪切りにし、それを縦
  1センチくらいの長方形になるように切り、それをさらに薄切りにして
  七夕の短冊のような薄い長方形に切ること。

▽ぶつ切り
  その名の通り、形にこだわらずブツブツ切ること。鶏肉や魚などの
  場合にいうことが多く、大きさは一口大と覚えておきましょう。

▽くし型切り
  トマトやジャガイモなど丸い形の野菜を放射状に切ること。
  例えばレモンの場合なら、まず上下の尖った部分を切り落とし、縦に
  半分に切って、さらにそれを中心に向かって等分に切ります。
  ニンジンの場合なら、先に長さ4センチくらいに切ってから、同様に
  放射状に切ります。

▽乱切り
  ゴボウ、大根、ニンジンなどを不規則な形に切ること。
  切り口が丸い根菜類を回しながら、中心に向かって角を取るように
  切るので、回し切りとも言うそうです。
  表面積が多くなるので、火の通りや味のしみこみが良くなります。

▽ざく切り
  白菜やキャベツや青菜などを、ざくざく切ること。大きさは一口大の
  3~4センチくらい。芯部分と葉先部分では柔らかさが違うので、
  切った時に別々に分けておけば、火を通す時に便利です。
  
▽さいの目切り
  拍子木切りの応用で、一辺が1~2センチ程度の大きさのさいころ形に
  切ること。

▽あられ切り
  さいの目切りをさらに細かく、一辺5ミリ以下くらいに切ること。

▽みじん切り・粗(あら)みじん
  ごく細かく切ること。細かくせん切りしたものをさらに小口から
  細かく切ります。みじん切りより少し大きめに切ったものは粗みじん
  といいます。
  よく切れる包丁を使うのがポイント。

▽斜め切り
  キュウリやゴボウなど細長いものを斜めに切ること。

▽ささがき
  ゴボウなどを、鉛筆を削るように薄く細長く切ること。
  切った形が笹の葉に似ていることから、この名がつきました。

▽面取り
  大根、ニンジンなどの煮崩れを防ぐため、切り口の角を切り取って
  形を整えること。

▽六角むき
  お正月のサトイモやクワエに見られるような皮のむき方。
  まず上下を平らに、次に側面を六角に仕上げます。

●火加減
▽強火
  火力調節つまみを最大にした状態・・・と、言ってしまえば簡単だけど、
  ガスの場合、鍋やフライパンの横にまで炎がはみ出してしまうと、逆に
  熱効率が悪くなって燃料費のムダ。(炎は、空気に触れる外側の温度が
  最も高いと学校で習いましたね。)
  強火とは、鍋やフライパンの底全体に、勢いよく出た炎の先がしっかり
  当たっている状態と考えましょう。
  当然、鍋底の形や大きさによって変わりますよね。
  鍋全体が底のような中華鍋の場合、火力を最大にして横側にまで炎が
  まわっていいけど、小さな鍋なら火力は落として、その鍋の底全体に
  炎がしっかり当っている状態が強火と言えます。

▽中火
  炎の先が、鍋底に当たるか当らないかという状態。

▽弱火
  炎の先が、ガスコンロと鍋底との丁度真ん中くらい。

▽とろ火
  そのコンロで可能な最も小さな炎の状態。今のガスコンロは、安全な
  最小の状態で止まるようにしてあるものが多いですね。
  ただ私、特に小さな鍋で少量の調理をする時など、それでもまだ強いと
  思うことがあって、消さないようにそっ~と弱くしたりします。
  ただし要注意! 万一消えてしまったら大変なので、絶対にコンロの
  そばを離れないこと!

●一番ダシ・二番ダシ
  一番ダシは、最初に取るダシなので香りも味も良く、うどんや澄し汁
  など、出汁そのものの風味を楽しむものに向いています。
  二番ダシは、味噌汁、煮物など、主に入れる素材や調味料の風味を
  生かす料理に。
  もちろん、一番ダシだけを使ってもいいんだけど、一度使っただけで
  材料を捨ててしまうのはもったいないという日本人の心が二番ダシ。

《一番ダシの取り方》
  ・水1000cc 削りカツオ節10~20グラム 昆布10センチ角くらい
  1.昆布は、キッチンペーパーなどでさっと拭きます。(明らかに汚れや
   砂と分るものだけを取り除けば大丈夫。)
   白い粉は旨味成分なので取らないこと。
  2.鍋に水と昆布を入れ、火にかけます。
   昆布ダシは時間をかけてじっくり取る方がいいので、早めに鍋に
   水と昆布を入れて置いておくのもいいですね。
   沸騰寸前まで1時間近くかけるのがベスト。火加減は中火。
   急いでいると言って、強火で一気に煮出すなんてのはNG!
  3.お湯にプツプツと小さな泡が出始め、昆布が表面に浮いてきたら
   取り出します。
   沸騰直前に削りカツオ節を加え、強火で一煮立たちさせてから、
   弱火にして3~4分煮出して火を止めます。
  4.カツオ節が下に沈んだ頃、ボウルにザルをのせ、だし汁をこします。
   この時、細かいアク取りしゃもじや茶こし、布巾やクッキングペーパー
   などを利用すると、よりきれいにこすことができます。
   (二番ダシを取る場合は、布巾などを絞らない。)
  5.取り出した昆布とカツオ節で二番ダシを取ります。

《二番ダシの取り方》
  1.一番ダシを取った後のカツオ節と昆布を鍋に入れ、先の半分ほどの
   水を入れて火にかけます。
  2.約3分ほど沸騰させて火をとめます。カツオ節が沈んだ頃、ザルに
   布巾やクッキングペーパーで絞ってこします。
  
  ※ダシを取る時、約1割は蒸発すると考えて、必要な水の量を考え
   ましょう。
  ※出し汁の材料の量は、そんなにピッタリじゃなくて大丈夫なので、
   倍の量の出し汁を取りたい時は、カツオと昆布は大体1.5倍くらい
   かなぁ・・・って感じでいいと思います。
  ※少ししか必要ない時も1000ccくらい作って、ペットボトルで
   冷蔵保存。1週間以内を目安に使いましょう。

●水の量:ひたひたの水、かぶるくらいの水
  鍋に材料を平らになるよう入れたところに、水(ダシ)を入れた時、
  例えばジャガイモの尖っている部分だけが水より上に出ているという
  感じの水の量を「ひたひたの水」。
  それより少し水を多くして、材料が水面から出ない程度に浸かっている
  状態を「かぶるくらいの水」と表現します。

●アクを取る
  素材を煮ているとブクブク泡が浮き上がって固まったようになり、
  料理の味や風味をそこないます。
  そばに水を入れたボウルを置き、網のしゃもじや玉じゃくしで、泡を
  根気良くすくってはボウルの水の中に浮かせるようにします。
  他にもアクの取り方はいろいろあるようですが、完全に取るというのは
  なかなか難しいようです。

●色だし
  素材の色を美しく仕上げるための調理法。葉物野菜をゆがく時、
  塩を入れる。黒豆を煮る時、鉄鍋を使ったり釘を入れる。栗きんとん
  にはクチナシの実を入れるなど、それぞれに合った方法があります。

●板ずり
  きゅうりなどに塩をまぶし、まな板の上で、両手でコロコロころがす
  ようにして塩をすりこみます。塩味がなじみ、色鮮やかになります。

●豆腐の水切り
  豆腐料理をする時、豆腐の水分を切っておくこと。木綿豆腐の場合、
  まな板を少し斜めにして豆腐を置いた上に、平らな大き目のお皿を
  重しにして水分を出します。

●塩もみ
  きゅうりや大根などに塩をまぶして手でもみ、しんなりさせること。
  塩でもんだあとは、ぎゅっと両手で絞って、充分に水分を出します。

●ひと煮立ち
  煮汁などを沸騰させてグツグツとしたら、すぐに火を止めること。
 
調理用語は、まだまだ色々ありますが、今日はこのくらいに。
さぁ、そろそろクリスマスやお正月のお料理の予定を立てる時期。
忙しい時ではありますが、手作りのお料理を、家族や友達と一緒に
楽しむ時間を持ちたいものですね。

 

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